リフォーム済み中古物件と中古物件購入後のリフォームどっちがお得！？

京阪綾匠広報担当の小山です！今年も花見出来ず、来年こそは・・・と意気込んでおります。

さて本日は新築ではなく中古物件を検討されている方必見、リフォーム済み中古物件と、中古物件を購入してからリフォームするのはどっちがお得！？という記事を書きたいと思います。

新居として中古マンションのご購入を検討されている際に、「リフォーム済み物件」や「リノベーション済み物件」というカテゴリーを見かけることはありませんか？

ここまで綺麗でこの値段かと飛びつきがちですが、実はこのリフォーム済み物件、見落としてはいけない注意点があるのです。

■リフォーム済み物件のメリット
リフォーム済み物件のメリットとしては、内装や設備がすでに新調されているため、購入後にすぐ住むことができるという点です。物件価格にリフォーム費用が上乗せされているため、中古物件のみの購入に比べると価格が上がってしまいますが、それでも新築マンションに比べればお安く購入することが可能です。
ただこの物件で気を付けなければならないのが、「間取り」「デザイン」「設備」です。
こうしたリフォーム済みの物件では、どんな方が購入されるかわからないため、どんな人でも使える万人向けを意識したリフォームが施されています。つまり、誰にとってもそこそこ使いやすく無難な仕上がりになっているということです。

またキッチンや浴槽、トイレ、洗面などの水回りをはじめとする設備も、好みのものが入れられているとは限りません。
もちろん、間取りやデザインについても同様のことが指摘できます。
たとえば小さなお子さんがいらっしゃる場合、当初は子ども室は不要でも、後々個室が必要になるので、いずれ子供室として使える予備室などが必要です。またご両親やゲストが時々泊まりに来るようなお住まいですと、個室は大げさでもリビングの一角に小上がりがあると宿泊スペースに使えて便利。アウトドアがご趣味でしたら、自転車などのメンテナンスができる小さな土間スペースがあると暮らしを豊かにすることができます。

■リフォーム済み物件のデメリット

デメリットとしては先ほどもあったように、無難なものしかなく、自分好みではないということ。そして、今は良くても、何年後かに子供が大きくなって、部屋が足りない。また思ってたより使い勝手が悪かった…など後から不満が出てくる可能性があります。

リフォーム済みの物件を購入してから、例えば「お風呂だけ違う設備を入れたい」となった場合、せっかく新品の設備が入っていたのにそれを処分しないといけません。また、リフォーム済みということはリフォーム工事の代金が物件購入時に上乗せされているので、さらにリフォーム代金がかかってしまうので結局割高になってしまいます。

またリフォーム済みの物件で安いなと感じる場合は大抵風呂やキッチン、壁紙などのリフォーム資材は安いものを使っていることが多いです。数年使って、やはり変えたいということもあるのではないでしょうか。

■中古物件購入後にリフォームするメリット
最大のメリットとしては、自分好みにカスタマイズ出来るということです。

リフォームの醍醐味は、自分たちらしい暮らしにあわせて自由な空間をつくったり、インテリアのテイストを自分好みに選べること。あらかじめリフォームされている物件ですと、そのメリットを活かすことができません。
ご自身達の暮らしに合わせて間取りやデザインをカスタマイズしたいという方は、リフォーム済み物件ではなく、中古物件購入後にご自身で業者を探して依頼するという方が後悔は少ないではないでしょうか。デザインにしても、今流行りのインダストリアル風、ブルックリン風、ほっこりしたカフェ風、自然素材スタイルなど、リフォーム会社によって得意なデザインはさまざまです。