京阪綾匠広報担当の小山です！
数年前から、自宅を改装してネイルやエステ・脱毛やマッサージ等、様々な個人サロンを開業される方が増えています。
ただ、そこでぶつかる問題が多いことも事実です。
そこで今回は、自宅でサロンを開く際のリフォーム・リノベーションのポイントについてご紹介していきます。

■押さえておくべきポイントはいくつある？
自宅サロンのリフォームにあたって、押さえておくべきポイントは大きく３つあります。

Point１．玄関からサロンスペースへの同線～生活空間との棲み分け～
Point２．自宅サロンのスペースの確保
Point３．リフォームの工期

それでは、押さえておくべきポイントについて順番にご説明します。

●Point１．玄関からサロンスペースへの動線～生活空間との棲み分け～

お客様の動線は、自宅をサロンとして使っている人にとってよく考える必要があるポイントです。
自宅の２階を住居スペース、１階をサロンに使用している場合などは玄関を２つ設置すれば良いだけですが、それ以外のケースについては、生活空間である住居とお客様が施術を受けるサロンについて交わらないようにするために、共用スペースのことも考えてリフォームの計画を立てなければなりません。
自宅サロンは特にお客様が来店→施術→会計される際にストレスなく動けるような動線を考えることが大切です。
また、個人サロンを選択するお客様はプライベート感やリラックスできる環境を望まれる方が多いことから、同居する家族と鉢合わせ・声などで存在を感じることはマイナスイメージにつながります。

●Point２．スペースの確保
サロンを開業する場合には、資格はもちろんのこと、申請や保健所などへの届出が必要になります。
その際に、例えばまつ毛エクステサロンの場合、施術場所とお客様の待合スペースの合計で、最低限１３平米（＝3.93坪＝7.85畳に相当）を確保する必要があります。
自宅の一部をサロンにリノベーションする際には、そのような保健所の条件等もしっかりと確認し、施工業者と話し合って工事計画を進める必要があります。
そのほかにも同様のまつ毛エクステサロンの例の場合、シャンプーユニットを設置するスペースや閉鎖された空間ではまつげエクステサロンは開業出来ないので、施術場所に窓または換気扇が必要です。
ご自宅の水回りや換気のシステムを少し改造しなければならない場合も多々あるので、どのようなサロンを開業するにしてもしっかりと要件を確認しておくことをオススメします。

●Point３．リフォームの工期
ネイルサロンなど省スペースで開業できるものからエステサロンなど比較的広いスペースがリノベーションで必要になるものなど様々ですが、おおよそ0.5ヶ月から1.5ヶ月程度あれば工事は終わります。
水回りの設備や、スペースの確保のためのリノベーションが必要になる場合についても、家の全てを改修するわけではないので、そこまで長くの工期はかかりませんが何点か注意しておくべきポイントがあります。
まず、サロンによっては美容機器や専門の設備が必要になるので、その搬入や設置に時間がかかる場合があります。さらに、上記の目安は実際に施術を開始できるようになるための目安ではありません。
サロンを開設するためには、許可が必要なものについては保健所等に許可をとり、美容所登録しなければならないので、準備期間〜実際に開店できるまでと考えると3ヶ月を超える程度は時間の余裕を持って期間を定めておきましょう。

■自宅サロンのリフォーム　費用はどれくらい？
自宅サロンのリフォーム費用は、様々なサロンの種類にもよりますが、80万円前後です。
リノベーションの工事の内容によって上限する場合もありますが、上記まつ毛エクステサロンの場合にはおおよそ改装費は90万円程度が一般的なようです。
しかしながらこの改装費はサロンのスペースを確保して、サロンについてのみの費用なので、そのほかに廊下や玄関等にリノベーションが必要な場合はもう少し予算が必要になってきます。

■最後に
自宅でサロンを開業できるようにするためには、費用面でもリフォーム面以外のインテリア費用、広告宣伝費、運転資金等様々にかかってきます。
京阪綾匠では様々な事例のリフォームを請け負っているので、個人様・法人様関係なく費用を含めご相談に乗っています。
枚方 八幡でリフォームするなら京阪綾匠へ！