部分リフォームは損!?

京阪綾匠広報の小山です!少しずつ暖かくなり桜も咲いて春の陽気がやって来ました。さて本日は部分リフォームについてご紹介します!部分リフォームとはトイレが壊れたから、トイレだけ交換してもらうなど、ピンポイントでその部分だけリフォームすることを指します。損してしまうケースなどをご紹介していきますので参考にしていただければと思います。

■機器・設備だけの交換は損をする!?
キッチン、浴室、トイレ、洗面台などの水回りや部分的なリフォームで多いのが部分リフォームです。
しかし、これらのリフォーム工事では業者が得をする、長期的に見てお客様が損をする工事があるということを覚えておいてください。
木造住宅は、大きな骨組みがあって、そこに小さな骨組みが組み付けられて、そこに下地材を取り付けて、その上に仕上げ材や住宅設備機器などが取り付けられています。
部分リフォームのきっかけは、この最後に取り付けられる水回りの設備機器やフローリングや壁紙などの老朽化や故障が原因で業者に依頼することが多いです。
設備機器の老朽化といった場合ですが、同様に下地材や骨組みなど、その周りの箇所も老朽化していることがあります。
住宅建築の最低基準を定める建築基準法は立法されてから、大幅な改正が1981年と2000年に2回ありました。これらはすべて大きな地震の数年後に行われています。
2000年以降に建てられたお住まいは阪神大震災クラスの地震でも簡単には倒壊しませんが、それ以前に作られた建物であれば地震がきて倒壊する可能性もゼロではありません。
そういったリフォーム業者に依頼したタイミングでその周りの補強や、ちょっと気になる部分があれば相談して、せっかくリフォームするなら一緒にやってもらう方がいいでしょう。

■部分リフォームは業者が得をする!?
リフォームには基本的に検査がないので、仕上がりさえ良ければお客様は了承し引き渡されるために見える部分だけのリフォームになりがちです。
業者は設備機器の仕入れと工賃の売上になりますが、機器の交換だけであれば簡単にできますので、たくさんの現場に行くことができて売上を立てやすいのです。
建物の知識が少なくてもキッチンやお風呂のリフォームがどんどん行われて、業者もちまちま補修をするよりも数をたくさん売った方が売り上げのアップするのでお客様のニーズと供給があまり好ましくない状況で合致してしまっているのが実情です。

■営業マンは家の構造や内部までわからない
建築士免許や施工管理士の免許は建築業界では大切な資格ですが、何よりも大切なのは、現場を調査し、計画し、職人とやり取りしたり、時には自分でやってみたりと沢山の失敗と損出をだして、そしてお客様に文句を言われ、どうすればそのようにならないのかを考え、時には机の上でも勉強し、そして完成させてはじめてリフォームの現場のことが分かってきます。
資格を取るときに勉強した内容には、残念ながら住宅のリフォームの大切な知識はほとんどありません。営業だけに力を入れている会社だと満足のいく結果にならない事もあるようです。
リフォームの売り上げ重視の会社では、営業マンはとにかく売らなければならないのでクレームが出ずに売れればいいという方も多いようです。とにかく短期で設備機器を取り付け完了する。これが重要ということになります。

最低限リフォームをご希望の箇所にかかわる部分の補強や補修は必要なことが多いです。きちんとした工務店や施工業者の判断できる人に見ていただき、お客様のご予算とご相談して工事内容を決める方が長期的に見て割安なリフォームになります。

京阪綾匠では些細なことでも、増築、フルリフォームなど、大きな部分までなんでも承っております。お客さまが納得する形でご提案させていただきますので一度ご相談ください。

枚方 八幡 で リフォームするなら 京阪綾匠 まで!

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