激安の謳い文句に注意すべき理由とは!?
最近、現場に出て汗だくになった1日の終わりに家で飲む一杯が楽しみな京阪綾匠の広報担当の小山です。
本日はタイトルにある激安の謳い文句や、工事費込みで安い浴室リフォームなどの広告や商品を検討する時に注意するべき点をご紹介します。
目先の激安費用に騙されてはいけません!
この10年間でリフォーム市場は一気に拡大をしました。
外壁塗装と水周りリフォームは、あらゆる業種からの新規参入が相次ぎ、価格競争時代に入った感があります。
近年、ホームセンターや家電量販店で室内リフォームや浴室リフォームなどを請け負うモデルがスタートしました。
家電量販店がリフォームに本格参入をはたし、パック売りといわれる「工事費込みで〇〇万円!」といった資材や工事費がコミコミ価格での商品が出始めました。
さまざまな会社がリフォーム業界に参入を果たしたものの、共通して変わらないことがあります。
それは基本下請けへの丸投げの工事になっているという構造です。
リフォーム工事の入り口が家電量販店やホームセンターになっているだけということです。
ここでは人気の高いリフォームとして、浴室(お風呂)ユニットバスルームリフォームを例題に注意点をお話をさせて頂きます。
目先の激安価格、格安費用に騙されて失敗することのないように注意をしてください。
「うちは●●電機と●●(ホームセンター)の下請だよ。」というように実際に現場で作業をしているのは末端の工事会社となっております。
ホームセンターの担当員が工事をするわけはないですし、そのホームセンターや家電量販店で社員として職人を雇っているわけではありません。
まず営業担当者がまったく現場のことがわからないスタッフが多いため、安さ優先で契約をまいてくるケースが多く、下請けの業者にはほとんど予算がない状態であることが多いのが問題になります。
実際に工事をする業者や職人さんの予算が低い場合での問題点は、解体した時点で何か問題があったとしても、予算がないためそのまま隠ぺいをしてしまう事になりかねません。
このような問題が起きる大きな要因は、工事を知らないスタッフがモノを売るように工事を売っているからです。
ホームセンターも家電量販店も同様に積算精度が低い中での価格競争を行っている状況ですから、現場を請け負う方はたまったもんじゃないというわけです。
「他店より1円でも安い場合はお値引きします!」なんて売り文句は「どこよりも安い職人を使い、技術は高くありません」といっているようなものです。
チラシであれ、ネットであれ、パッケージ売りが主流となっている浴室お風呂ユニットバスルームリフォームになりますが、この打ち出し費用価格だけを鵜呑みにしてリフォームをされるのは失敗して後悔するリスクが高く大変危険です。浴室お風呂ユニットバスリフォームをされる際には、慎重に業者選びをするようにしてください。
業者に丸投げしてしまうようなリフォーム会社で、現場管理がしっかりしていないと、不備や使い勝手の悪いリフォームになる場合もありますので、リフォーム会社や工務店に直接依頼した方が賢明ではないでしょうか。
定額パックが悪いとはいえませんが、工事側の人間から言わせてもらうならば、あくまで目安であって100人のお施主様がいて、100人が同じ金額でできるわけがないというのが正直なところです。
もし本当に同じ金額でそのまま提供できているとするならば、余程高い金額で一定の金額を保っているか、もしくは年間の受注高の平均をみて、利益が取れているような価格設定になってるかしか考えられません。
今回はパッケージとして販売している激安のリフォームなどの注意点をご紹介しました。
もちろん京阪綾匠では熟練の職人が丁寧にお話を伺い、施主様に合ったご提案をさせていただきますので、リフォームをお考えの方は一度お問い合わせください!
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