和室からフローリングへのリフォームのポイント

どうも、先日微熱しかないのに、コロナかも?と思ってPCR検査したら陰性で、肩透かし食らった小山です!

本日は和室をフローリングにしたいという声も多く、和室からフローリング、洋室へのリフォームのポイントを書きたいと思います!

■和室を洋室にリフォームする費用

和室から洋室へのリフォーム方法は大きく分けて4パターンあります。それぞれの予算感もざっくりにはなりますが参考までにご覧ください。

⑴畳をフローリングへ変更/約9万円台〜20万円台前後

「和室」を印象付け、その使い勝手の基となる畳。これをフローリングや張り付けタイプのカーペットなどに張り替えます。

このパターンは、和室の襖やドア、壁はそのままで、畳だけをフローリングへと張り替える床面のみのリフォームとなります。 工事内容としては、畳と畳寄を撤去した後、フローリングを張っていきます。

畳の厚さ約40〜50ミリに対し、フローリングの厚さは約12ミリ程度なので、仕上がりを他の部屋と同等にすべく畳撤去後には隣接する洋室やリビングなどの床面との高さ調整である下地木工事を行った上でフローリングを張ります。

使用するフローリング材は、性能や強度などで費用が変わってきます。カーペットなど、フローリング以外の床材を選ぶ場合は、おおよそですがフローリングよりも安価で、3万円〜4万円ほど安くなります。 畳を撤去し、状況に合わせた下地工事を行い、その上からフローリングを張ります。この工程は一戸建てもマンションも同様となります。

⑵和室の床や壁・天井も洋室へリフォーム/約16万円台〜31万円台前後

畳からフローリングへの変更と併せて、壁や天井、室内全てを洋室に合うようリフォームしたいとお考えなら、全体予算で16万円台〜31万円台ほど。床のみのリフォームより費用は掛かりますが、床リフォームとのセットで割引きとなるケースもあるようですので、リフォーム会社に相談してみることをおすすめします。床だけでなく壁や天井もフローリングの雰囲気に合わせて変更すると和室の名残は完全に払拭できると思います。

⑶和室の押入れをクローゼットへリフォーム/約20万円台〜25万円台前後

和室独自の良さは活かしながら、収納スペースのみをクローゼットなど洋風に変更するリフォームです。まず襖を撤去しクローゼットとなる内部の仕切りやハンガーパイプなど内部収納ユニットを設置します。内部収納ユニットはリフォーム会社と希望の物を相談して決めるので、モノによって値段も様々です。

クローゼットの建具は、襖を洋風の物と交換するのみでも可能ですが、予算が許すなら、せっかくのリフォームを機に、収納の扉を物の出し入れがしやすい折れ戸タイプにしたり、クローゼット内の湿気対策とて調湿材を使用してみるなど、一工夫すると、リフォーム後の使い勝手が格段に良くなるのでおすすめのポイントです。

⑷和室全体を使い勝手の良い洋室へリフォーム/約75万円台〜100万円台前後

和室自体を丸ごと洋室へとつくり変えるリフォームです。先に紹介した、畳の張替え、壁クロスや天井の張替え、収納部分や建具の細部、あるいは、間取り変更に至るまでリフォームによって和室を丸ごと洋室に変えていきます。

フローリング・壁クロスの張替え、収納や建具の変更と併せ、概算で費用はおよそ75万円台〜100万円台前後。もちろん、リフォーム内容の詳細や、修繕具合などによっても費用は変わってきますので事前の見積もりなどでしっかりと確認してください。

<和室を洋室にリフォームするポイント>
4つのリフォームのパターンを費用別に紹介してきました。ここでは、それぞれに使用するクロスやフローリング材を選ぶ際に抑えておきたいポイントや価格、注意点などを紹介させていただきます。

クロスはビニール、織物、紙、その他、紙と珪藻土(けいそうど)を混ぜて作られる「珪藻土壁紙」、金属やガラス繊維が原料の「無機質壁紙」など、他にも数種類あります。

中でも人気が高いのがビニールクロスです。他の素材に比べ安価で品質も安定している点がその理由で、耐久性に優れ掃除など手入れがしやすく、その性質から色やデザインも豊富となっています。

価格に関してですが、こちらも工事費用に含まれているケースがほとんどですが、参考までに、壁クロス単体の販売価格として、通常のもので1㎡あたり1100円〜1200円、抗菌仕様な機能性クロスで1㎡あたり1300円〜1400円といったところです。

<マンションの場合はフローリングの床材に注意>
マンションにおけるフローリング選びの際の注意点として「防音基準」があります。多くのマンションにおいては、近隣、特に階下住民への生活音の配慮としてマンションの管理規約で「防音規定」が定められています。防音基準とは、この「防音規定」で定められた防音基準のことです。

そのため、マンションで和室の畳をフローリングに張り替える際は、この防音基準を満たす必要がありますのでマンションの管理会社に確認してから、フローリングの床材を選んでいきましょう。

ちなみに無垢フローリングは、フローリング自体に防音性能が認められていないものが多いです。ご希望のフローリング材が防音基準を満たしてない場合は、畳を剥がしたあと、フローリングの下に防音対策用の下地を張らないといけませんのでご注意ください。マンションにおける無垢のフローリング材の使用は、費用面で高額になってしまうことを考慮しておいてください。

費用の面でも負担の軽い和室リフォーム。フローリングは、畳やカーペットの部屋と違って掃除や手入れが比較的簡単な点も人気の理由です。そして和室から洋室に変わると気分も一新して、さらに愛着が湧くのではないでしょうか。

もちろん京阪綾匠では洋室リフォームも承っておりますので、ご興味がある方は一度ご相談ください!

枚方・八幡でリフォームするなら京阪綾匠!

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