お風呂のリフォーム前に知っておくべき事

どうも京阪綾匠広報担当の小山です。寒くなってきてお風呂に浸かって1日の疲れを取りたいところですね。

さて、本日はお風呂のリフォームをする前に知っておくべき事をお伝えしたいと思います。

お風呂にはいくつか種類があるのをご存知でしょうか?

ユニットバス・在来工法・ハーフユニットバスの三つに焦点を当て、お風呂のリフォームについて考えていきます。コストからみると一番高くなりがちなのが在来工法、次がハーフユニットバス、そしてユニットバスです。
コスト面を抑えながらでもお風呂には多くの種類があるため、皆さんのさまざまな希望にそってお風呂をデザインすることができはずです。

■リフォームを成功させるために考えておきたいこと
せっかくリフォームをしたのに、自分の思っていたのと違う、、、快適じゃない、、、など、そんなリフォームは避けたいですよね。
大切なのは「だれが住み」「どのように使うのか」という点です。

例えば、先を見通すのは大切なことですが、若い夫婦にバリアフリーのお風呂は必要なのかどうかを見直してみたり、流行であるからと言って一年を通じて乾いた雨の少ない気候の地域であれば浴室乾燥機をつけるのは無駄になるかもしれません。

家族に合わせたリフォームを考えていくことが成功につながります。また、お風呂は10~15年おきになんらかの手直しが必要な場所です。その時に合わせて、必要なところとそうでない部分を見直し、新しいリフォームにつなげていける計画を立てられるのが理想的です。

■お風呂の3つのタイプ
【ユニットバス】
ユニットバスはシステムバスとも呼ばれています。お風呂の天井、壁、浴槽、床などを工場で作り、現場で組み立てる方式を採っています。

●メリット
工場ですでに作られたものを住宅に設置するだけの作業で施工できます。そのため工事の期間が短くすることができます。工事の期間を短くできることで比較的安く抑えることも可能です。床と壁がつながっているため、水漏れすることが少なく、断熱性も高いです。規格品ではありますが、お風呂の形にいろいろな種類があるため、人気があります。

●デメリット
もしご自宅のお風呂の形が通常のものに比べ、変わった形をしていたり、狭かったりする場合、たくさんの種類の中からお風呂を選ぶことができない可能性が高まります。が高くついてしまうでしょう。

【在来工法】
お風呂の工事でいう在来工法とは、職人が壁や床を現場にて作り上げていくお風呂のことをいいます。規格品であるユニットバスのお風呂と違いを付けるために呼ばれ始めたようです。

住宅において在来工法というと、柱と梁を組んで家の骨組みを作る手法のことで、日本にある昔ながらの建築方法を指しますが、それとは別ものだと考えてよいでしょう。在来工法は、職人が現場で1から作り上げるので、もともとの浴室を活かしながら新たに工夫したお風呂を作ることができます。

●メリット
在来工法のメリットは職人が現場に合わせて作っていくためかなり自由に出来るという点です。浴槽をヒノキにしたい、特注の部品を使ってほしいといった希望に答えてくれます。多くのデザインを希望することができ、他の住宅とは違う独創的なお風呂を作ることができます。

●デメリット
デメリットは工期の長さとコストの高さです。規格品であるユニットバスに比べ、職人の作業が増加するためです。また断熱性はユニットバスに比べ、低いといった特徴もあります。

【ハーフユニットバス】
ハーフユニットバスとは、規格品であるユニットバスと職人が作っていく在来工法、両方を駆使して作るお風呂です。浴槽と床、壁の下半分がユニットバスのように工場で作りますが、壁の上部分と天井を現場にて後付けするものです。

●メリット
規格品部分があるため在来工法よりもコストを抑えることができます。そのため個性的なお風呂をデザインしたいが、在来工法ではちょっと高いという方におすすめです。またユニットバスを設置できない住宅でも、ハーフユニットバスなら設置できることもあります。

●デメリット
基本的にはコストは在来工法に比べかかりませんが、デザインを重視しすぎるとかえって高額になってしまうこともあります。その点について理解し、しっかり相談をして施工計画を立てましょう。

また、リフォームをするにあたりデザインばかり意識して失敗する事例もあります。
浴室は毎日使い、湿度の高くなる場所なので、カビはどうしても発生しやすい場所です。たとえ浴室をリフォームして新しくしたとしても、デザインを重視した場合には使用した素材そのものがカビの発生しやすいものだったということが無いわけではありません。あまりにデザインばかりに凝って、機能性が低くなるということは避けた方がいいでしょう。カビ対策がされているお風呂も多いですが、機能面も職人や施工会社の方にも確認をしておくとよいでしょう。

お風呂を快適にすることで1日の疲れを癒し、日々の楽しみになる方も多いでしょう。

そろそろお風呂をリフォームしようかなとご検討の方はぜひ京阪綾匠までお問い合わせください。あなたのお家に合ったリフォームをご提案させていただきます!

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