間取り図で見るPSって何?

どうも京阪綾匠広報担当の小山です。

めっきり寒くなってきましたね。案の定風邪を軽く引いてしまいました。。。皆さんも体調管理にはお気をつけください。

さて物件を見たりする時に間取りに書いてあるPSとは何かご存知でしょうか?

本日は、中古物件の間取り図でよく見かける「PS」の意味をご紹介します。
「パイプスペース」と読みますが、あまり聞きなれないという方も多いのではないでしょうか。
実はこのパイプスペース、リフォームをする上でとても重要です。
これから間取り変更リフォームやリノベーションをお考えの方は是非、参考にしてください。

 
■パイプスペースってなに?

「PS=パイプスペース」 とは、給水管などの「配管を収納している空間」を指します。
「PS」と表記された間取り図をご覧になったことはありませんか?この「PS」部分に配管が通っています。マンションなどの集合住宅では、1階から最上階までを縦に通るメインの配管があり、そこから各階に配管が分岐していくという構造が取られています。
配管が剥き出しになっていると音もうるさく、破損すると危険なため、周りを壁で囲っています。この空間のことをPS(パイプスペース) と呼んでいます。
 
パイプスペースがどこに設置されているかは建物ごとに異なり建物の外側に設けられているケースもありますが多くの場合、トイレやキッチンなどの水回りのすぐ近くに設置されています。
このパイプスペースは動かせません。ですのでリフォームをする場合にPSは動かすことができないことを頭に入れておかないといけません。
パイプスペースを通る配管は、上下階と共同で使用しているので簡単に移設することができないのです。
※一軒家であれば配管の位置を直すことが可能。
 
このため、間取りを変更したい空間にパイプスペースがある場合は、動かさずにレイアウトを考える必要がありす。また、排水時の騒音問題もあるので、中古のマンションなどを購入する際には、パイプスペースの有無や位置を考慮しておくことが大切です。
 
■パイプスペースの活かし方

リノベーションで壁を取り払い、リビング空間を広げようとしてもお部屋にパイプスペースがあれば、柱のように残さなければいけません。 
そこで、動かすことができないのであれば、その活かし方を考えていきましょう。
パイプスペースの壁をインテリアに合わせて、アレンジすれば空間のアクセントになります。
動かせないパイプスペースを実用的に使うこともできます。ニッチ棚にして収納スペースを確保したり、スイッチやインターフォンなどを設置すれば、実用性も兼ねたオブジェに早変わりです。
 
リノベーション前には必ず確認

共用部分で動かすことができずキッチンやトイレなど、水まわりを移動する際に影響を与えるパイプスペース。
この事を知っておけば、リノベーション物件を選ぶ際や間取りを考える際に大きなプラスになります。
 
あまり馴染みのないパイプスペースですがこれから間取り変更リフォームやリノベーションをお考えの方は事前の確認をしっかり行い、どうするかをしっかりと施工業者と相談し、自分好みの家にリフォームしましょう。

京阪綾匠では物件を選ぶ前に相談していただき、どんなリフォームにしたいかを教えていただければ、物件の選び方もアドバイスさせていただきまし。

枚方・八幡でリフォームするなら京阪綾匠!ぜひ一度お問い合わせください!

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